フリーランスエンジニアが案件を選ぶ時に重視している点は単価(給与)、業務内容のどちら?

フリーランスエンジニアが案件を選ぶ時に重視している点は単価(給与)、業務内容のどちら?

 みなさんは案件を選ぶ際にどんな点を重視しているでしょうか?
 単価(給与)の高さ、保有スキルとのマッチ度、案件参画の期間の短さから支給されるPCのスペックに至るまで様々な視点があるかと思います。ご自身が重視している点が他の方と一緒である必要はありませんが、ついつい他人のことは気になってしまうものです。そこで今回は、世の中で働くフリーランスエンジニアの方はどんな点を気にして案件を選んでいるのかを見ていくことにしましょう。

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フリーランスエンジニア経験のある方は案件を選ぶ時に「業務内容」を重視

フリーランスエンジニア経験のある方は案件を選ぶ時に「業務内容」を重視

 フリーランスエンジニアとして働いた経験のある方が案件を選ぶ際に重視している点が「業務内容」であると回答した方の割合は44.7%で第1位でした。

フリーランスエンジニアとして働いた経験のある方が案件を選ぶ際に重視している点。1位:業務内容(44.7%)、2位:単価/給与(34.1%)、3位:勤務地(15.3%)
出典:【フリーランスITエンジニア】求人サイトを見る時は「業務内容」を最重視
調査元:日本トレンドリサーチと株式会社アクロネットによる調査

業務内容が重視される理由とは?

 「業務内容」を重視すると回答されたフリーランスエンジニア経験者にその理由を聞くと「自分のスキルと業務内容が一致していることがクライアント先の企業への貢献に繋がるため」と答えている方が多く見られました。つまり、支払われる単価分の仕事はきっちりやりたいという意識の現れだと考えることができると思います。

単価(給与)を重視する人も多い

 「業務内容」についで重視している方が多かったのが「単価(給与)」です。理由としては「報酬によって気合が入る」「お金が決め手だから」という回答が目立ちます。どんなに自分のスキルと請け負う業務の内容がマッチしていたとしても、単価(給与)が安ければ生活していくことはできませんので、ここを重視している方が多いことも納得できます。

フリーランスエンジニアとして働きたいと考えたことのある方は「単価(給与)」を重視

フリーランスエンジニアとして働きたいと考えたことのある方は「単価(給与)」を重視

 続いて、フリーランスエンジニアとして働きたいと考えたことのある方の結果を見ていくことにしましょう。こちらは「単価(給与)」を重視する方の割合が38.5%と最も高くなっています。

フリーランスエンジニアとして働いた経験のある方が案件を選ぶ際に重視している点。1位:業務内容(44.7%)、2位:業務内容(30.8%)、3位:勤務地(21.2%)
出典:【フリーランスITエンジニア】求人サイトを見る時は「業務内容」を最重視
調査元:日本トレンドリサーチと株式会社アクロネットによる調査

「単価(給与)」を重視する理由とは?

 アンケートを見ていくと「フリーランスエンジニアになる目的が単価(給与)を上げることだから」「自分の力で勝負するので報酬が高くないと意味がない」という回答が目立ち、お金を非常に重視していることがわかります。

第2位は「業務内容」

 フリーランスエンジニアとして働きたいと考えたことのある方が重視している点の第2位にランクインしたのが「業務内容」で、回答割合は30.8%でした。理由はフリーランスエンジニアとして働いたことのある方と同様に「まず自分のスキルで対応可能かどうかを知りたいから」が挙げられており、参画する案件へのミスマッチがないことを重視している方が多いようです。

「勤務地」も重視されているポイント

「勤務地」も重視されているポイント

 フリーランスエンジニアとして働いたことのある方、働きたいと思ったことのある方の両方が第3位に重視している点としているのが「勤務地」でした。コロナ禍以前は「自宅から通勤可能な範囲か」を重視されている方が多かったと思いますが、最近は「リモートでの対応が可能か」に注目している方が増えてきています。

リモートワークを希望するフリーランスエンジニアは約76%

 別調査の結果となりますが、2020年10月にギークスが発表した「リモートワークに関する実態調査」によれば、75.8%のフリーランスエンジニアの方が「今後もリモートワークを希望したい」と回答しています。

常駐案件参画の競争率が下がるかも?

 勤務地の要素に「リモート対応の有無」が加わったことで、以前は当たり前であった常駐案件に対する人気が下落することが考えられます。引き続きリモート対応を推進している企業も少なくありませんが、コロナ禍が徐々に終息に向かうにつれて出社を再開している企業も増えてきています。これらの企業から出される案件は常駐案件になることが予想されるので、業種によってはリモートワークを希望する方からの応募が減り、案件参画の競争率が低下することが予想されます。なお、フリーランスエンジニアの方の案件獲得方法については下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。

→関連記事:
フリーランスエンジニアが案件を獲得するにはどうすればいい?効率的な案件の探し方をわかりやすく解説

まとめ

 今回はフリーランスエンジニアの方が案件を選ぶ際に重視しているポイントについて調べてみました。皆さんが重視している点は、ほかの方も重視されていたでしょうか? 案件選びにおいて自分は重視していないが他の方が重視している点を知ることで、今後の案件獲得を有利に進めることができるかもしれません

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