フリーランスエンジニアは”やめとけ”と言われる理由15選

 2018年に政府が発表した試算によると、2030年には約79万人もの人材が不足すると言われているITエンジニア。実際に企業の求人ページを見ると多くの企業で継続的にITエンジニアの募集が行われていますし、転職求人サイトでも常に多くの求人案件が掲載されていることからもITエンジニアが不足していることが見て取れます。そんな中、会社に束縛されない自由と高額な報酬を手にすることができる働き方として注目を集めているのが「フリーランスエンジニア」です。一方、検索エンジンで「フリーランスエンジニア」と検索しようとするとサジェストに「やめとけ」というキーワードが表示されるなど、フリーランスエンジニアならではの苦悩もあるのも事実のようです。今回はフリーランスエンジニアとして活動中の方たちが、どのようなに仕事をしているのか、どんな困りごとを抱えているのかについて詳しく解説していきたいと思います。

平均単価約75万円のJoBeet。無料で高額案件の紹介してもらう

収入関連の理由

収入関連の理由

収入が不安定

 「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われる一番の理由は、収入が安定しないことです。会社員エンジニアとして働いている場合は、仕事が少なくて暇なときがあっても給料日になれば会社から月給が振り込まれますが、フリーランスエンジニアの場合は仕事が少なければ、その分収入も少なくなります。また一般的にフリーランスエンジニアの報酬はクライアントから受注した案件の成果物を納品した翌月末に報酬が支払われるケースが多いため、作業期間が数ヶ月に渡るような長期間の案件を受注すると納品までの間は(ほかに短期の案件を受注していなければ)、無収入となってしまうことも少なくありません。つまり、フリーランスエンジニアの高額報酬は不安定な収入とのトレードオフということができます。養っていかなければならない家族がいるなどの理由で安定した収入を得たいと考えている方には、フリーランスエンジニアという働き方はおすすめできません。

◆収入が不安定なことへの対策

 フリーランスエンジニアとして活躍するためには、独立前に最低でも半年間、できれば1年間は無収入でも十分暮らしていけるだけの貯金を作っておくことがなによりも大切です。数ヶ月間生活できるだけでの現金があれば、高額な報酬が約束される代わりに長期間に渡って作業を行う必要がある(=作業中は無収入となる)案件の受注に際して不安を感じることもなくなります。なにより目先の現金欲しさに、本来なら受注したくないような低単価の案件を受注することでフリーランスエンジニアとしての価値を自ら下げることも避けることができます。

思ったより手取りが増えない

 独立してみたら確かに収入自体は増えたが、それ以上にこれまで想定していなかったさまざまな経費がかさんで結局会社員エンジニアとして働いていた時に比べて手取りはあまり増えなかった、という話もよく耳にします。これはフリーランスエンジニアと会社員エンジニアの報酬の構成が異なることが原因です。会社員エンジニアが受け取る給料やボーナスは総支給額から税金や各種社会保険料などが差し引かけれたものであるのに対し、フリーランスエンジニアの報酬にはこれから自分で支払う予定の税金や社会保険料が含まれているからです。

◆思ったより手取りが増えないことへの対策

 まずは独立を検討する際に、直近1年間における税金や社会保険料が天引きされる前の給料やボーナスの総額を確認しましょう。その後、独立後に期待できる収入を厳しめに見積もり、いまの会社が実際に支払ってくれている給料と比較をします。その差分が少なくとも現在の1.5倍、できれば1.8倍以上あれば会社員時代に比べて手取り額が増える可能性が高いと言えます。

50代を超えると収入が伸び悩む

 案件ナビの調査によると、フリーランスエンジニアとして働く場合、20代~40代くらいまでは会社員エンジニアの給与の1.3~1.5倍程度の年収を手にすることができることが多いようです。しかし50代で現場での開発を希望する方においては、会社員エンジニアのほうが平均給与が高くなる傾向があります。これはフリーランスエンジニアは50代になると求められるものが現場での開発よりもマネジメント方面に重きを置かれることが多いためで、仮に案件があったとしても安く買い叩かれやすい傾向があるためだと考えられます。

◆50代を超えると収入が伸び悩むことへの対策

 50代でフリーランスエンジニアとして高報酬を得ながら活躍されている方の多くが、コンサルタントや企業のアドバイザーなどの高いスキルをお持ちの方です。年齢を重ねるごとに現場で手を動かす案件を受注するのが難しくなってきますので、最上流で活躍できるスキルを身に着けていくことが長年に渡って活動を継続できる秘訣といえるでしょう。

働き方関連の理由

働き方関連の理由

思っていたより自由がない

 時間と場所にとらわれない自由な働き方を求めてフリーランスエンジニアになる方も多いと思いますが、実際に独立してみると会社員時代と同じく平日の朝に仕事をはじめて夜まで稼働する、という働き方をしている方がほとんどです。これは結局案件を受注するクライアント企業の営業時間にあわせて仕事をする必要があるためで、自分の好きな時に好きなだけ仕事をしたい、という方は受託開発の案件に絞って受注するか、自分でWebサービスを運営して収入を得るなど

◆思ったより自由がないことへの対策

 最近は週5日フルタイムの案件以外にも週3~4日稼働が可能な案件も増えてきています。これらの案件を獲得することで完全に自分の好きなタイミングで仕事ができるというわけではありませんが、これまでよりは自由な時間を増やすことが可能です。比較的安定した収入を得つつも、自分の時間も確保したいと考えている方におすすめの働き方です。

気付いたら休みなく働いている

 冒頭でも触れましたが、フリーランスエンジニアという働き方はどうしても収入が不安定になりがちです。特に独立した直後などはこの状況に不安を感じる方も多く、とにかく受注できる案件は単価を度外視して受注しまい、少しでも収入を得ようとするケースが見受けられます。その結果、自由な働き方と高い報酬を得ようと思って独立したにも関わらず、曜日・時間関係なく働き、得られる報酬も納得がいくものではないと、何のために独立したのかわからなくなってしまうことがあります。

◆気付いたら休みなく働いていることへの対策

 一生懸命働くことは悪いことではありませんが、何のために働くのか目的を失ってしまっていては元も子もありません。最悪の場合は、無理がたたって身体を壊してしまうこともあります。独立前にしばらく無収入でも生活できるだけの貯金しておくことで、多少収入が不安定でも暮らしておけるだけのお金があるという安心感を得つつ、自分が望む働き方ができる仕事を選べるよう体制づくりが大切です。

会社員時代以上の激務になることがある

 フリーランスエンジニアとしての活動が軌道に乗ってくると、複数のクライアント企業から同時に案件の依頼が来ることがあります。せっかく自分のことを信頼して仕事の依頼をしてもらっているし、これを断ってしまうと次から依頼がこなくなってしまうかもしれない…と思い、無茶なスケジュールになるのを承知で受注してしまいがちです。これを続けていると、日々仕事に追われてしまい、気付くと会社員以上の激務をこなしている…という状況に陥っている方をよく見かけます。

◆会社員時代以上の激務になることへの対策

 仕事の依頼がたくさん来ることは自分が評価されていることでもあるので「断りづらい」と思っている方も多いと思います。しかし、長期間に渡って高収入を実現している優秀なフリーランスエンジニアの方ほど受注する仕事をしっかりと吟味しています。依頼された仕事を全部受注して激務が続いていると、体調を崩すおそれがあるばかりではなく、スキルアップために使う時間がなくなることで自分の市場価値を下げることに繋がるからです。仕事の依頼が立て込んだ時には、中長期的な視野に立つことで「この仕事が自分の将来に繋がるのか」を冷静に判断することをおすすめします。

スキル・キャリア関連の理由

スキル・キャリア関連の理由

周囲からのフィードバックが少ない

 会社員エンジニアとして働いていると、定期的に評価面談などで自分の働いた結果に対するフィードバックを得ることができます。また、これまで会社で培われてきた人材育成のノウハウに基づき、今後自分が成長していくために必要なスキルやマインドセット、行動に関する指針などについての情報が提供されるため、いまの自分になにが足りないのかを的確に把握することが可能です。しかしフリーランスエンジニアの場合は、このようなフィードバックを得られる機会が絶対的に少ないため、常に自分自身の成長とキャリアについて考え抜いた上で仕事をしていないと気付いた時には、自分の市場価値が下落していて仕事を受注できなくなってしまいます。

◆周囲からのフィードバックが少ないことへの対策

 信頼できる知人や友人、また会社員時代の上司などが相談に乗ってもらえる場合は、自分が直近で担当している仕事について話して、率直なアドバイスをもらうことをおすすめします。また、フリーランスエージェントを利用して案件を獲得している場合は、エージェントの担当者経由で参画しているプロジェクトのメンバーからの自分の評価を聞いてもらうことなどもできます。

スキルアップの機会が少ない

 フリーランスエンジニアという仕事を一言で表現するならば「自分が身に付けてきたスキルや技術の切り売り」です。会社員エンジニアなら、スキルアップを目的として未経験スキルを活用するプロジェクトにアサインしてもらえることもありますが、フリーランスエンジニアの場合は即戦力が求められるため、スキルアップを兼ねた案件を獲得しようとしても、クライアント企業から報酬に見合うパフォーマンスを出せないと判断されて見送りとなるケースがほとんどです。

◆スキルアップの機会が少ないことへの対策

 まずは現在働いている会社でスキルを身に着けておくことが何よりも大切です。IT業界は技術の移り変わりが激しく、数年前まで主流だった言語があっという間に廃れてしまうことも多いため、普遍的に通用するマネジメントスキルや調整能力なども同時に身に付けておくことで長期に渡って活躍できるエンジニアになれるでしょう。また独立後は勉強会や各種セミナー参加を通じて自分の技術力を高める努力が欠かせません。

失敗できない

 フリーランスエンジニアは仕事の結果でのみ評価されます。せっかく案件を受注したのにクライアント企業が満足する結果を残せない場合は、同じクライアント企業から次の案件を獲得することは難しいでしょう。特に失敗が続いてしまった場合は、あなたの悪い噂が周りに広がってしまい、あなたの名前を見ただけでお断りされてしまう状況にもなりかねません。もし失敗してしまった場合は、素直に認めて発注元のクライアント企業が最低限満足してくれるまでフォローを続けるなど誠意を持った対応が求められます。

◆失敗できないことへの対策

 誰でも失敗はあるものですが、失敗しないために最大限の準備をしておくことは欠かせません。自分のスキルに不安がある案件を受注するなとは言いませんが、全く経験のないスキルを活用しなくてはならない案件を「できます」と言って受注するのは考えものです。特に独立したてでクライアント企業からの信頼が高くない間は、確実にこなせる案件を中心に受注することで、信頼を失わないようにすることも大切です。

本業以外の仕事関連の理由

本業以外の仕事関連の理由

営業活動をしなくてはいけない

 自分から営業をしなくても次々と案件の依頼がやってくる一部の方を除き、多くのフリーランスエンジニアの方の頭痛の種が営業活動です。会社員の場合は、営業部隊が獲得してきた案件を開発部門が担当する、といった分業制が取られているため営業の厳しさを実感することは少ないですが、実際に自分で営業してみると想うように案件が獲得できないことに驚くものです。また仕事が途切れないように、現在進行中の案件を進めながら次の案件を獲得するための営業活動は時間的にも肉体的に辛いものがあります。

◆営業活動をしなくてはいけないことへの対策

 代表的な営業活動には、知人や友人の紹介、会社のお問い合わせへ直接連絡をするなどがありますが、一番手っ取り早いのはフリーランスエージェントに営業を代行してもらうことです。あなたの履歴書やスキルシートをエージェントに渡して、希望する単価や働き方の条件を伝えると、担当者から希望にマッチする案件を提案してもらえます。また参画している案件が終了する際も、出来る限りブランクが出来ないように次の案件を紹介してもらうことができるので、営業活動が苦手…という方はフリーランスエージェントの利用を検討してみてください。

経理や法務処理を自分でやらなくてはいけない

 フリーランスエンジニアとして活動していく上で避けて通れないのが、経理処理と法務処理です。特に前者は毎年の確定申告を行うのに日々の帳簿付けが欠かせません。特に独立したてで初めて帳簿付けをする方にとって、経理処理は非常に頭の痛い作業の一つです。またクライアント企業から案件を受注する際に取り交わす契約書も多くのフリーランスエンジニアの悩みの種であると聞いています。契約書は、契約書内に自分が不利になる条件が入っていないかを確認することはもちろん、不利な条件が入っている場合はクライアント企業と条件修正の交渉をする必要があるため、不慣れな方にとっては手間のかかる事務処理といえます。

◆経理や法務処理への対策

 経理処理は自分で帳簿を作成しても良いですが、クラウド型会計ソフトを利用すると質問に回答していくだけで自動的に帳簿が作成されるだけでなく、年度末の確定申告時にはe-Taxのサイトに直接接続して納税手続きが行えるので経理に関する知識がない方でも簡単に対応することができます。法務処理は、会社員時代に法務部の知り合いがいればアドバイスをもらうか、フリーランス向けにサービスを提供している法律事務所に相談するのが良いでしょう。

さまざまな制度の変化に自分で対応しなくてはいけない

 2023年10月から施行されるインボイス制度をはじめとして、フリーランスエンジニアの活動に影響を与える法令や制度の改変にも対応しなくてはなりません。これらの制度改変に対応しないと税制上の不利益をこうむるだけでなく、これまで懇意にしていたクライアント企業との取引にも影響が出るおそれがあります。「知らなかった」では済まされませんので、各種制度の改変には常に注意を払うようにする必要があります。

◆さまざまな制度の変化への対策

 これらの制度改変は施行される前に発表がありますので日々の情報収集が大切です。ニュースサイトはもちろん、”Twitter”や”はてなブックマーク”などのSNSでフリーランス関連の記事をまとめてチェックすることも有効です。またフリーランスエージェントを利用している場合は、定期的に活動へ影響を及ぼす制度改変に関するアナウンスやセミナーが開催されることもあります。

→関連記事:
フリーランスエンジニアなら必ず知っておきたいインボイス制度をわかりやすく解説。
【2022年1月1日施行】改正電子帳簿保存法で請求書と領収書の保存方法が変わる。フリーランスエンジニアも知っておきたい3つのポイント

社会保障・信頼関連の理由

社会保障・信頼関連の理由

社会的信頼が下がる

 フリーランスエンジニアとして独立してから2~3年程度は、会社員に比べて社会的信頼が低くなりがちです。この記事の最初でも触れましたが、会社員に比べて収入が安定しないことが理由と言われています。そのため、新規にクレジットカードが作れなかったり、賃貸住宅の審査に落ちてしまうことがあります。

◆社会的信頼が下がることへの対策

 一番の対策はフリーランスエンジニアとして長期間に渡る活動実績を積むことです。経験年数が5年を超えてくるとあたりで、よほど審査の厳しいカードや賃貸住宅に申し込む場合を除いて問題なく通過できることが多くなってきます。独立前の方ならば、社会的信頼が高い会社員時代にクレジットカードを作っておいたり、引っ越しを済ませておくのも手です。

社会保険料の負担が増える

 正社員として働いている場合、健康保険や厚生年金などの社会保険料は会社が半額を負担してくれますが、フリーランスエンジニアとして独立すると各種社会保険の保険料は全額自分で負担することになります。また、扶養家族がいる場合、正社員なら1人分の保険料で扶養する家族全員分の保険が提供されるのに対して、フリーランスエンジニアにはそもそも扶養という概念が存在しないため、全員分の保険料を支払わなくてはなりません。

◆社会保険料の負担が増えることへの対策

 扶養家族がいる場合は、正社員として勤務していた会社の健康保険を任意継続するのがおすすめです。任意継続をした場合、会社側の半額負担はなくなってしまいますが、あなた1人分の保険料で家族全員分の保険が提供されるため、扶養する家族の多い方は保険料を節約できるでしょう。なお、任意継続できる期間の上限は2年間までとなっています。

福利厚生・有給休暇がない

 フリーランスエンジニアになると、会社員時代は当たり前だった有給休暇や各種福利厚生が一切なくなります。特に病気や家庭の事情で仕事を休むことになった場合に、給料をもらいながら休むことができる有給休暇は会社員として働く大きなメリットの一つです。このほか、毎年の健康診断、カフェテリアプランなどによる家賃補助など会社員ならではの福利厚生がなくなることで、独立後に当初想定していなかった出費がかさむこともあります。

◆福利厚生・有給休暇がないことへの対策

 フリーランス協会の提供するベネフィットプランや各地域の中小企業勤労者福祉サービスセンター、商工会議所などが提供している福利厚生プランを有料で利用することで福利厚生を受けることができます。サービス内容は利用するプランによって異なりますが、仕事を通じてクライアントに損害を与えてしまった場合の保険をはじめ、健康診断を優待価格で利用できるなど幅広いサービスが提供されています。

フリーランスエンジニアはどんな風に仕事をしている?

フリーランスエンジニアはどんな風に仕事をしている?

 ここまでフリーランスエンジニアが「やめとけ」と言われる理由について見てきましたがいかがでしたかでしょうか? 案件獲得など生活にダイレクトに関わる部分については、不安に思われることも多いと思いますが、あなた自身にそれなりの経験があり、営業活動さえ怠らなければ継続的に案件を受注することは可能であると考えられます。ここからは、フリーランスエンジニアの方が実際にどのように仕事をしているかについて見ていきたいと思います。

・Aさん(28歳・女性)

 新卒入社後5年で会社を退職してフリーランスエンジニアに。
 現在SES案件で常駐しているのは、フリーランスエージェント経由で紹介してもらったとある企業の常駐案件。定月間の報酬は75万円で稼働時間は約160時間。残業はほぼなし。定期的にエージェントと情報交換をしているため、クライアント都合で案件が終了する場合でも、ほぼブランクなく次の案件を紹介してもらえている。

・Bさん(33歳・男性)

 会社員時代に勤めていた会社から業務委託で案件を受注中
 ITエンジニア経験8年でフリーランスエンジニアに。退職時にこれまで担当していた業務を業務委託の形式で受注。月間の報酬は約90万円、稼働時間は180時間前後で会社員時代換算で毎日1時間程度の残業がある程度。さらに空いた時間を利用して、フリーランスエンジニア同士の交流会や勉強会に参加。参加費用は全て経費として認められるため、会社員時代より自己投資に積極的になった。

・Cさん(24歳・男性)
 クラウドソーシングや安価な受注案件を中心に活動中
 新卒で入社した企業を1年2ヶ月で退職してフリーランスエンジニアに転向。転向後、フリーランスエージェントに相談に行くも紹介案件が少なく案件探しが難航し、クラウドソーシングや知人からの安価な受注案件を中心に活動中。月間の収入は20万円程度で、稼働時間は200時間を超える。十分な経験がないまま、フリーランスエンジニアになったことを後悔中。

 3人のフリーランスエンジニアの方の実例を見てきましたが、成功している方に共通しているのは「ある程度の経験を積んでからフリーランスエンジニアに転身した」「営業活動をしっかりおこなっている」の2点であることがわかると思います。

まとめ

 今回はネット上で囁かれている「フリーランスエンジニアはやめとけ」ということが事実なのかについて見てきました。たしかにフリーランスエンジニアとしての活動は、高額な報酬を得られる代わりに、営業活動や会計処理など本来のITエンジニアとしての仕事以外の雑務もこなさなくてはなりません。しかし、いまは営業活動はフリーランスエージェントを利用する、会計処理はクラウド型会計ソフトを使って楽をするなど様々なサポート体制が整っているのも事実です。もし過去にこれらが理由でフリーランスエンジニアとして活動を検討されて諦めたことがある方も、今ならば活動を開始できるかもしれませんね。

平均単価約75万円のJoBeet。無料で高額案件の紹介してもらう

この記事をシェアする