【2021年冬最新版】おすすめフリーランスエージェント11社を徹底比較!

【2021年冬最新版】おすすめフリーランスエージェント11社を徹底比較!

 フリーランスエンジニアの方が案件を獲得するのにあたって利用している方が多いフリーランスエージェント。国内には多数のフリーランスエージェントが存在するため、実際にどこのエージェントを利用するべきなのか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、JoBeetブログ編集部が厳選したフリーランスエージェント11社の情報をまとめて公開することにしました。各エージェントで扱っている案件数、平均単価から利用するメリット・デメリットまで詳細にまとめてありますので、ぜひ気になるエージェントの情報をチェックしてみてください。

平均単価約75万円のJoBeet。無料で高額案件の紹介してもらう

もくじ

レバテックフリーランス:取り扱い案件数No.1。抜群の知名度を誇る

レバテックフリーランス:取り扱い案件数No.1。抜群の知名度を誇る
案件数28,464件
平均単価68.2万円
想定年収818万円
最低単価20万円
最高単価145万円
マージン率非公開
支払いサイト月末締め翌15日払い
主要展開地域首都圏・大阪・兵庫・愛知・福岡
関連記事レバテックフリーランスの評判は?

 「レバテックフリーランス」は、レバテック株式会社が運営しているフリーランスエージェントです。取り扱い案件数、利用者数ともに国内最大級の規模を誇っており、幅広いスキルに対応した案件を取り扱っているいることはもちろん、スキルのある方ならば年収1,000万円超を狙える高額案件も取り揃えています。

 また担当者による手厚いサポートや充実した福利厚生も魅力となっており、案件を獲得した後も継続的にサポートを受けられるため、フリーランスエンジニアとしての経験が浅い方でも安心してお仕事を続けることができます。

レバテックフリーランスのここがGOOD!

豊富な案件数

 調査を行った2021年9月現在、レバテックフリーランスの保有案件数は他のフリーランスエージェントのそれを遥かに凌駕する28,464件となっています(募集終了案件を含む)。そのため、様々なスキルを持っているフリーランスエンジニアの方に対して、たくさんの案件を提案することが可能です。

商流が浅く高単価の案件が多数

 調査を行った2021年9月現在、レバテックフリーランスの保有案件数は他のフリーランスエージェントのそれを遥 レバテックフリーランスでは、エンド直請けをはじめとする商流の浅い案件を多数取り扱っています。調査した際の最高単価は145万円とかなりの高額案件を確認することができました。発注元の企業から、仕事を受注するフリーランスエンジニアの間に関わる企業の数が少ないため、発生する中間マージンを低く抑えられるので結果的に案件の単価が高くなる傾向があります。

レバテックフリーランスのここに注意!

マージン率は非公開

 残念ながらレバテックフリーランスではマージン率を公開していません。とはいえ、平均単価を見る限り、他のフリーランスエージェントと比較しても特に低いわけではないので業界標準のマージン率を設定しているのではないかと思われます。

経験の浅い方は案件を受注しにくい傾向がある

 レバテックフリーランスに限らず他のフリーランスエージェントにも言えることがですが、全くの未経験や1年未満程度の実務経験しかない方は、受注できる案件の数がかなり制限されそうです。まずはフリーランスエンジニアとして独立する前に、会社員エンジニアとして実力をつけることを優先すべきでしょう。

JoBeet(ジョビート):単価の高さと専任スペシャリストによる手厚いサポートが魅力

JoBeet(ジョビート):単価の高さと専任スペシャリストによる手厚いサポートが魅力
案件数625件
平均単価79.0万円
想定年収948万円
最低単価40万円
最高単価130万円
マージン率非公開
支払いサイト30日
主要展開地域首都圏
関連記事フリーランスエージェント
”JoBeet(ジョビート)”の評判はどう?

 Jobeet(ジョビート)Fabeee株式会社が運営しており、10年以上の運営歴を誇る業界内では比較的歴史のあるフリーランスエージェントです。知名度や取扱案件数は大手に比べると見劣りがしますが、Jobeet(ジョビート)の魅力はなんと言っても単価の高さと専任スペシャリストによる手厚いサポートです。

Jobeet(ジョビート)のここがGOOD!

平均単価がとにかく高い!

 2021年11月に実施した調査では、Jobeet(ジョビート)に掲載されている案件の平均単価は79.0万円という結果になりました。この数値を年収ベースに直すと948万円となり、スキルのある方ならば1,000万円を超える年収を手にすることができるでしょう。また最低単価も40万円からと、全体的に単価が高いのが特徴なので、フリーランスエンジニアとしてがっつり稼ぎたいと思っている方にとって非常に魅力的であると言えます。

手厚い担当者サポート体制

 JoBeet(ジョビート)を利用したフリーランスエンジニアの方の声でよく聞かれるのが担当者のサポートが良いというものです。キャリアプランや案件の提案にとどまらず、ライフプランまで親身になって相談に乗ってもらえるため、フリーランスエンジニアとして独立したばかりの方はもちろん、ある程度の年齢になって将来に不安を感じ始めた方にもおすすめできるエージェントです。

Jobeet(ジョビート) のここに注意!

取扱案件が首都圏のものが中心

 高額な案件を中心に取り扱っているせいか、JoBeet(ジョビート)で提案してもらえる案件は首都圏のものが中心です。そのため首都圏以外の地方で案件を探している方にとっては、少々使いづらいサービスであると言えます。最近は地方からも参画可能なフルリモート対応の案件も増えてきているそうなので、一度相談されてみてはいかがでしょうか?

大手と比較すると案件数が少なめ

 フリーランスエージェントとすぐに連想されるような大手のエージェントと比較すると、取扱案件数が少ない傾向にあります。とはいえ、常時保有している数百件の案件から提案をしてもらえるようなので、とにかく多くの案件から参画する仕事を選びたいという方でもない限り案件が少なくて選べない…ということはなさそうです。

ITプロパートナーズ:週4日稼働以下の案件が豊富で柔軟な働き方が可能

ITプロパートナーズ:週4日稼働以下の案件が豊富で柔軟な働き方が可能
案件数4,430
平均単価63.4万円
想定年収761万円
最低単価9万円
最高単価100万円
マージン率非公開
支払いサイト月末締め翌々月5日払い
主要展開地域首都圏・大阪・兵庫・愛知・福岡
関連記事ITプロパートナーズの評判ってどうなの?

 ITプロパートナーズは、株式会社Hajimariが運営しているIT起業家・フリーランスエンジニアの自立を支えるお仕事紹介サービスです。通常のフリーランスエージェントで取り扱っている案件が週5日フルタイムのものが多い中で、同サービスでは週4日稼働以下や時短勤務が可能な案件を数多く取り扱っています。そのため、柔軟な働き方を望むフリーランスエンジニアの方や、自社プロダクトを開発中の企業が開発期間中の収入を得るために利用されていることが多いそうです。

ITプロパートナーズのここがGOOD!

稼働日数と単価のバランスが良い

 ITプロパートナーズで取り扱われている案件の約80%が週4日以下の稼働となっています。そのぶん平均単価は他よりもやや低めの63.4万円となっていますが、稼働日数が少ないことを考えると十分に高額です。収入を得るために費やす時間は最小限にして、空いた時間で自分のやりたいことを実現したいと思っている方に最適なエージェントと言えるでしょう。

リモート案件も多数

 最近人気のリモート対応可案件が多いこともITプロパートナーズの魅力の一つです。2021年9月度の調査では全体の約43%がリモート対応案件となっています。もともとの取扱案件数が多いことを考慮すると、リモート対応可能な案件数は業界での3本の指に入るでしょう。

ITプロパートナーズのここに注意!

ハイスキルの方ではないと案件を受注しにくい

 稼働日数が少なめにも関わらず高単価が期待できるITプロパートナーズですが、やはりスキルが伴わなくては案件を受注しにくい傾向があるようです。最低でも3~5年程度の実務経験が必要で、月に60万円を超える報酬を手にするにはさらに経験を積んでいる必要があるようです。

支払いサイトがちょっと長い

 ITプロパートナーズの支払いサイトは「月末締め翌々月5日払い」となっています。最近は月末締めよく15日払いなど支払いサイトが短いエージェントが増えてきているので、これに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

Geechs Job(ギークスジョブ):充実の福利厚生と手厚い担当者サポートで使いやすい

Geeks Job(ギークスジョブ):充実の福利厚生と手厚い担当者サポートで使いやすい
案件数2,053
平均単価66.3万円
想定年収796万円
最低単価25万円
最高単価150万円
マージン率非公開
支払いサイト25日
主要展開地域首都圏・関西・福岡
関連記事Geechs Job(ギークスジョブ)の評判は?

 Geechs Job(ギークスジョブ)は、東証一部上場企業であるギークス株式会社が運営しています。15年以上の長期に渡ってサービスが提供されており、これまでの利用者は12,000人以上と歴史と実績を兼ねそなえたフリーランスエージェントです。

Geechs Job(ギークスジョブ)のここがGOOD!

福利厚生プログラム「フリノベ」が利用できる

 Geechs Job(ギークスジョブ)から案件に参画している方は、毎年面倒な確定申告の手間を軽減してくれる会計ソフトを優待価格で利用できたり、日々の生活を豊かにしてくれる食事や旅行の割引サービスを受けられる福利厚生プログラム「フリノベ」を無料で利用することができます。

担当者3名体制による手厚いサポート

 1人のフリーランスエンジニアに対して「企業担当」「ユーザー担当」「案件受注後のフォロー担当」の3人が担当者としてサポートしてくれます。それぞれの担当者で担当領域が異なるため、一度に複数の問い合わせや要望を伝えた際にもスピーディに対応してもらえるので忙しい方でもストレスを感じることなく仕事に集中することができます。

Geechs Job(ギークスジョブ)のここに注意!

週4日稼働以下の案件が少なめ

 サイトに掲載されている案件を見ていくと大部分が週5日フルタイムの案件となっています。家庭の事情や自分の将来の目標などのために柔軟な働き方を望む方は、Geechs Job(ギークスジョブ)で希望の案件を見つけることは難しそうです。

未経験者が参画できる案件が少なめ

 豊富な案件保有数を誇るGeechs Job(ギークスジョブ)ですが、未経験の方が参画できる案件はあまりないようです。また参画可能な案件であったとしても、経験を積んだフリーランスエンジニアの方よりも低い単価のものが中心となってしまうので、高額な報酬を望むのであればそれ相応のスキルを身につけてから独立したほうが良いでしょう。

Midworks(ミッドワークス):正社員なみの福利厚生なのにマージン率が低い!

Midworks(ミッドワークス):正社員なみの福利厚生なのにマージン率が低い!
案件数3,729
平均単価63.5万円
想定年収762万円
最低単価20万円
最高単価200万円
マージン率10~15%
支払いサイト20日
主要展開地域首都圏
関連記事フリーランスエージェント
”MidWorks(ミッドワークス)”の評判は?

 Midworks(ミッドワークス)は、東証マザーズに上場している株式会社Branding Engineerが運営しています。同サービスの魅力は、なんといっても正社員なみに手厚い福利厚生です。利用に条件はありますが、参画中の案件と次の案件のにブランクができる場合でも給与を保障してくれる「報酬保障サービス」も用意されており、何かと不安なことが多いフリーランスエンジニアの活動しっかりと支えてくれます。

Midworks(ミッドワークス)のここがGOOD!

マージン率が公開されている

 Midworks(ミッドワークス)では、企業の支払う報酬をフリーランスエンジニアとエージェントの間で分配する際に使用されるマージン率が公開されています。気になるマージン率は15%~20%とのことで、案件によって変動するようです。お金に関わることの透明性を求めたい、もしくは納得感を持って働きたいと思う方には最適なサービスといえるでしょう。

正社員なみの福利厚生

 フリーランスエージェントが提供している福利厚生プログラムとしては、国内最高峰の充実度を誇る福利厚生も見逃せません。例えば、ビジネス上のリスクを保障してくれる各種保険をはじめとして、毎年の人間ドッグや健康診断が優待価格で受けられたり、旅行や子育てなどに関わる費用の割引などを受けることができます。

Midworks(ミッドワークス)のここに注意!

ブランクがある方は案件を受注しにくい

 理由なく長期間のブランクがある方は、案件を受注しにくいという口コミがネット上で散見されました。なんらかの事情でブランクがある場合は、その理由をきちんと説明することで案件獲得に繋げられることもあると思います。まずはブランクの理由を準備してから相談に行くと良いでしょう。

経験が浅い方は高額報酬を得にくい

 全くの未経験や実務経験が2年未満の方は、一般的なフリーランスエンジニアの相場よりも低い単価の案件しか受注できないケースがあるようです。これは他のフリーランスエージェントでも同様の傾向がありますので、高額な報酬を望むのであればそれなりのスキルを身につけるようにすべきです。

PE-BANK:全国から参画可能。マージン率完全公開で報酬の透明度はピカイチ

PE-BANK:全国から参画可能。マージン率完全公開で報酬の透明度はピカイチ
 案件数2,023
 平均単価57.8万円
 想定年収694万円
 最低単価25万円
 最高単価200万円
 マージン率8~12%
 支払いサイト40日
 主要展開地域全国
 関連記事PE-BANKフリーランスの評判はどうなの?

 PE-BANKは、「ITフリーランスが安心して働ける環境を提供し、活躍の場を創出」を企業理念に掲げるは株式会社PE-BANKが運営しているフリーランスエージェントです。2021年で創業32年を迎える老舗企業で、長期の運営実績に基づく信頼度の高さが魅力です。

PE-BANKのここがGOOD!

マージン率完全公開。透明性のある報酬体系。

 大部分のフリーランスエージェントではマージン率が非公開となっていますが、PE-BANKでは全ての案件のマージン率を完全公開しています。具体的なマージン率は同社を通じて報酬を受け取った回数が増えれば増えるほど低くなる仕組みが導入されており、最初は12%からスタートして最終的には8%にまで下がります。

地方在住でも案件を獲得できる!

 PE-BANKは全国12箇所に拠点を構えているため、首都圏や関西などといった大都市圏以外の案件も豊富に扱っています。地方在住のため、なかなか希望の案件を見つけることができずに困っているフリーランスエンジニアの方は、ぜひPE-BANKに相談してみてはいかがでしょうか?

PE-BANKのここに注意!

平均単価は若干低め

 地方の案件を数多く扱っている影響もありますが、同サービスの案件に設定されている単価は他のフリーランスエージェントのものと比べると若干低めなことが多いようです。首都圏や大都市圏在住で高報酬の案件を探している方は、別のフリーランスエージェントに相談したほいが良いかもしれません。

支払いサイトが40日と長め

 PE-BANLの支払いサイトは、締め日から40日(たとえば月末締めならば、翌々月10日支払い)とかなり長めです。支払いサイトが15日前後のエージェントもありますので、すぐに現金が必要な方はPE-BANK以外のエージェント利用を検討したほうが良いでしょう。

ポテパンフリーランス:年収1,000万円も狙える高単価案件が多数

ポテパンフリーランス:年収1,000万円も狙える高単価案件が多数
 案件数538
 平均単価83.3万円
 想定年収1000万円
 最低単価20万円
 最高単価180万円
 マージン率非公開
 支払いサイト30~45日
 主要展開地域首都圏
 関連記事ポテパンフリーランスは稼げる?

 ポテパンフリーランスの運営元は株式会社ポテパンです。同サービス最大の特徴は、とにかく高単価案件が多いことが挙げられます。平均単価は、今回調査したフリーランスエージェントの中で最も高い83.3万円、年収換算で約1,000万円となります。特に取り扱い案件の半数以上に80万円を超える単価が設定されており、腕に自信のあるフリーランスエンジニアならばかなりの高額単価で案件に参画できるのではないでしょうか。

ポテパンフリーランスのここがGOOD!

エンド直・元請け案件多数なので単価が高い

 公式サイトで「高単価な案件の紹介が可能」「エンド直・元請け案件が多数」とあるように、高単価の案件が多数公開されています。また商流が浅い案件を数多く扱っているため、働きやすさと単価の両面を期待できるのが良いポイントだと思います。

サイトが使いやすい

 ポテパンフリーランスの公式サイトでは、スキル別の特集が組まれており、それぞれのスキルの単価相場や一緒に使われることの多いスキルに関して丁寧に説明されています。自分のスキルと照らし合わせた上で、一番パフォーマンスを発揮できそうな案件を選ぶことができます。

ポテパンフリーランスのここに注意!

リモート対応案件数が少ない

 コロナ禍の影響もあり、最近はリモートでの対応を希望されるフリーランスエンジニアの方が増えてきていますが、ポテパンフリーランスは常駐案件がメインで、リモート対応可能案件比率は全体の18%程度となっています。

年齢が高めな方向けの案件が少ない

 ポテパンフリーランスでは、残念ながら40代後半以降の方が活躍できる案件はあまり多くありません。これは同サービスで取り扱っている案件が20代後半~30代の若手エンジニア向けのものが多いためです。これまで積み上げてきた経験を生かして仕事をしたいベテランエンジニアの方は別サービスの利用を検討されることをおすすめします。

Foster Freelance(フォスターフリーランス):豊富な案件数と優秀なコーディネターによるサポート体制が自慢

Foster Freelance(フォスターフリーランス):豊富な案件数と優秀なコーディネターによるサポート体制が自慢
 案件数1,173
 平均単価62.2万円
 想定年収746万円
 最低単価30万円
 最高単価180万円
 マージン率非公開
 支払いサイト30日
 主要展開地域首都圏
 関連記事Foster Freelance(フォスターフリーランス)の評判は?

 Foster Freelance(フォスターフリーランス)は、これまで20,000人以上のフリーランスエンジニアが利用してした株式会社フォスターネットが運営するフリーランス向けのエージェントサービスです。

Foster Freelance(フォスターフリーランス)のここがGOOD!

フリーランスエンジニアの希望に沿った案件を見つけやすい

 同サービスでは、公開・非公開案件の合計で常時5,000件を超える案件を取り扱っているとのことです。その中から案件を紹介してくれるので、「新しい技術に触れたい」「大規模開発に携わりたい」「とにかく高単価にこだわりたい」など、フリーランスエンジニアの方の様々な希望に沿った希望に対応することが可能と思われます。

優秀なコーディネーターによる充実にサポート体制

 Foster Freelance(フォスターフリーランス)には、エンジニア経験のあるベテランコーディネーターが多数在籍しています。彼らは、フリーランスエンジニアとクライアント企業からのヒアリングを元に、どの案件を誰に提案するのがベストなのかを熟考した上で提案してくれるのでミスマッチ率が低く、利用者の90%が満足できる質の高いサービスを提供することが出来ています。

Foster Freelance(フォスターフリーランス)のここに注意!

表示されている報酬単価が消費税込…

 公式サイトに掲載されている案件の単価は全て消費税込のものになっています。例えば、単価が100万円の案件があった場合、消費税別の場合は110万円を受け取ることができますが、消費税込の場合は100万円しか受け取れません。特にこれまで消費税別で仕事を請けていたフリーランスエンジニアの方は、報酬総額が10%弱減ることになりますので注意が必要です。

東京以外の案件数が少なめ

 Foster Freelance(フォスターフリーランス)で取り扱いのある案件は大部分が東京のものになります。公式サイトを確認すると神奈川や千葉、埼玉の案件も存在しているようですが、その数はあまり多くありません。東京へのアクセスがよくない場所に住んでいる方が、案件を受注した場合は通勤に苦労することが予想されますので事前の確認をおすすめします。

CrowdTech(クラウドテック):リモート対応案件を豊富に保有。支払いサイトの短さにも注目

CrowdTech(クラウドテック):リモート対応案件を豊富に保有。支払いサイトの短さにも注目
 案件数943
 平均単価69.8万円
 想定年収838万円
 最低単価19万円
 最高単価160万円
 マージン率非公開
 支払いサイト15日
 主要展開地域全国
関連記事CrowdTech(クラウドテック)の評判はどうなの?

 CrowdTech(クラウドテック)の運営会社は、クラウドソーシングサービスとして有名な「クラウドワークス」を運営していることでも知られている株式会社クラウドワークスです。2014年に東証マザーズに上場しており、2021年9月期は売上高は80.5億円、営業利益は6.0億円と安定した経営基盤を有しているのが特徴です。

CrowdTech(クラウドテック)のここがGOOD!

全案件の87%がリモート対応可能案件

 同サービスの公式サイトで公開されている案件の内、フルリモート対応可能な案件の割合は56.9%、出勤とリモートを組み合わせたハイブリッド型の案件割合は30.93%となっています。出勤で疲弊するのではなく、リモートで作業することで自分のパフォーマンスを最大限に発揮したいと考えているフリーランスエンジニアの方によってかなり魅力的なサービスと言えるでしょう。

支払いサイトが当月末締め・翌月15日払い

 一般的なフリーランスエージェントの支払いサイトは月末締め翌月末払いの30日ですが、CrowdTech(クラウドテック)の支払いサイトはそれよりも2週間以上早い「当月末締め・翌月15日」となっています。独立したてで収入の安定を目指したい方や、目先の現金が欲しい方は利用を検討してみてはいかがでしょうか?

CrowdTech(クラウドテック)のここに注意!

マージン率が非公開

 CrowdTech(クラウドテック)では、マージン率は非公開となっています。今回の調査結果を見る限りでは、他のフリーランスエージェントと比べてマージン率が特に高いということはなさそうですが、マージン率を知った上で仕事に取り組みたいと思う方には利用をおすすめできません。

担当者からの営業電話がちょっと多い

 同サービスに登録していると、頻繁に担当者から電話連絡が来るようです。近況をして希望の案件を紹介してもらえるチャンスではありますが、仕事に集中している時にしょっちゅう電話が来るは考えものです。そんな時は、緊急時以外の連絡手段はメールのみにしてもらうなどの対策が講じる必要がありそうです。

TechStock(テックストック):プライムベンダー案件が93%。大規模開発に関われる

TechStock(テクスト):プライムベンダー案件が93%。大規模開発に関われる
 案件数1,288
 平均単価68.1万円
 想定年収817万円
 最低単価20万円
 最高単価200万円
 マージン率非公開
 支払いサイト15日
 主要展開地域首都圏・愛知
 関連記事フリーランスエージェント
”TechStock(テックストック)”の評判は?

 TechStock(テックストック)は、プロフェッショナルIT人材支援事業のほかに事業戦略/ITコンサルティングやプロジェクトマネジメント支援、システム開発などの事業を展開しているINTLOOP株式会社(イントループ株式会社)が運営しています。運営歴は15年以上で、国内でも老舗の部類に入るフリーランスエージェントです。

TechStock(テックストック)のここがGOOD!

プライムベンダー案件が多い

 同サービスの公式サイトによると、取扱案件の93%がプライムベンダー案件とのことです。商流が浅いため高額単価に期待できることはもちろん、自分のスキルアップに役立つ上流工程に関わるチャンスもありそうです。

表示単価が消費税別

 TechStock(テックストック)に掲載されている案件の単価は全て消費税別です。報酬が支払われる際には、契約した単価に消費税の10%が上乗せされて支払われます。特に開業から2年以内、もしくは年間の収入が1,000万円以下の方なら消費税の納税が免除されますので、単価に消費税が含まれている場合に比べて年収が10%アップすることになります。※2021年11月現在の情報です。

TechStock(テックストック)のここに注意!

リモート対応案件が少なめ

同サービスで取り扱っている案件は常駐案件がメインです。そのため、リモート対応可能案件の比率が全体の32.23%と少し低めになっています。昨今は、大企業でもリモートワークを推進していますので、今後リモート対応可能案件の割合が増えることに期待しましょう。

未経験や実務経験が浅い方は案件を獲得しにくい

 TechStock(テックストック)は、複数年以上の実務経験を有しているフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。全くの未経験や1年程度の実務経験の方が、サービスを利用しようとしても提案してもらえる案件が少ない、もしくは全くないことが予想されます。

テクフリ:契約更新率の高さとスピード感のある対応で人気

テクフリ:契約更新率の高さとスピード感のある対応で人気
 案件数7,341
 平均単価76.8万円
 想定年収922万円
 最低単価33万円
 最高単価132万円
 マージン率非公開
 支払いサイト30日
 主要展開地域首都圏
 関連記事フリーランスエージェント”テクフリ”の評判は?

 「テクフリ」を運営しているのは、株式会社アイデンティティーです。主にIT人材と企業のマッチングサービス事業を中心に、テクフリのほかにも日本で働きたい外国人の方向けの転職支援サービスや、ITエンジニア向けのeラーニングサービスなどさまざまなサービスを展開しています。

テクフリのここがGOOD!

契約更新率90%以上

 同サービスを通じて案件に参画した場合、契約更新率が90%以上と非常に高くなっています。これはフリーランスエンジニアの方とクライアント企業の間にミスマッチが少ないことが要因と考えられ、テクフリの担当者の質が高いことが伺えます。

案件提案までの速度が早い

 テクフリに登録して面談を済ませるとすぐに案件を提案してもらえるようです。特に独立したてのフリーランスエンジニアの方や、現在参画中の案件の契約終了時期が迫っている方など早く仕事を見つけたい方は、担当者がスピード感を持って動いてくれることを魅力を感じそうです。

テクフリのここに注意!

マージン率10%の案件はあるにはあるが…

 公式サイトに「マージン率10%の案件あり」と記載がありますが、公開されている案件の中でマージン10%の案件は全体の1.48%しか見つけることができませんでした。またマージン10%以外の案件については非公開となっているので、低マージン率の案件にこだわりたい方は、案件を選ぶ際にしっかりと確認をしておくことが大切です。

地方在住の方向けの案件は少なめ

 テクフリの取扱案件は、主に首都圏のものが大多数を占めています。運営元であるイントループ社の拠点が大阪にもあるため、最近は関西圏の案件も増えてきているようですが、それ以外の地方在住の方が案件を獲得するのは難しそうです。

まとめ

 今回は、国内で展開しているフリーランスエージェント11社の取扱案件数や単価、利用するメリットとデメリットについて見てきました。各エージェントごとに良いポイントや悪いポイントがあったと思いますが、皆さんが実際に利用する際に自分の希望する条件に合いそうなエージェントを見つける際の手助けになれば幸いです。今後もJoBeetブログでは、フリーランスエージェントについて調査を行っていきますので、次回の更新もご期待ください。

平均単価約75万円のJoBeet。無料で高額案件の紹介してもらう

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